海洋深層水を活用したスケトウダラの乾燥及び利活用
- 標題
- 海洋深層水を活用したスケトウダラの乾燥及び利活用
- 作者
- 魚 再善, 金 政範, 李 宰宇, 南 景〓
- 文件屬性
- 日本研究
- 知識分類
- 水產養殖
- 出版年
- 2010
- 刊名
- 海洋深層水研究
- 卷
- 11
- 期
- 1
- 頁
- P Abs01_12
- 點閱數
- 3298
摘要
海洋深層水に浸漬した水産物(スケトウダラ)を2ヶ月間、 自然の寒気を利用し自然凍結、自然乾燥させたスケトウダラ(frozen-dried pollack)の利活用に関する調査研究の成果を報告する。
公海でのスケトウダラ漁獲量は 1985 年から急増し、1989 年には韓国、日本、中国、ポーランドの漁業により年間漁獲量が約 140 万トンを越えた。しかしながら、1989 年をピークに激減し、わずか 3 年後の 1992 年には 1 万トンまで減少した。このように、海盆に生息するスケトウダラが激減したことにより、韓国や日本を含む漁業国は 1993 年からベーリング公海スケトウダラ漁業を自主的に停止することとなった。 また、東海(日本海)岸のスケトウダラは、1981 年には、韓国で最高の 16 万トンが漁獲され、スケトウダラの最大産地の江原道高城郡の巨津港がスケトウダラで埋まるほどであった。しかし、1986年まで2万トンはあったスケトウダラ漁獲量が、翌年は 1 万トン、2000 年には 1 千トンに急減し、2007年には約1トンになった。 その対策の一環として、韓国の江原道では、スケトウダラや冷水性魚類などの資源回復(種苗生産)のために、今年末には高城郡に海洋深層水専用水産センターを完成する予定である。しかし、最近、スケトウダラの漁獲量はほとんどなく、主にロシアや日本からの輸入に依存をしている。韓国ではスケトウダラは古くから利用され、一番庶民的な水産物の一つであったが、鮮度維持などの問題があり、輸入の多くは冷凍が占めている。そこで、本研究は、この現状などを踏まえ、海洋深層水を利用したスケトウダラの乾燥方法や利活用に関する研究を行った。
公海でのスケトウダラ漁獲量は 1985 年から急増し、1989 年には韓国、日本、中国、ポーランドの漁業により年間漁獲量が約 140 万トンを越えた。しかしながら、1989 年をピークに激減し、わずか 3 年後の 1992 年には 1 万トンまで減少した。このように、海盆に生息するスケトウダラが激減したことにより、韓国や日本を含む漁業国は 1993 年からベーリング公海スケトウダラ漁業を自主的に停止することとなった。 また、東海(日本海)岸のスケトウダラは、1981 年には、韓国で最高の 16 万トンが漁獲され、スケトウダラの最大産地の江原道高城郡の巨津港がスケトウダラで埋まるほどであった。しかし、1986年まで2万トンはあったスケトウダラ漁獲量が、翌年は 1 万トン、2000 年には 1 千トンに急減し、2007年には約1トンになった。 その対策の一環として、韓国の江原道では、スケトウダラや冷水性魚類などの資源回復(種苗生産)のために、今年末には高城郡に海洋深層水専用水産センターを完成する予定である。しかし、最近、スケトウダラの漁獲量はほとんどなく、主にロシアや日本からの輸入に依存をしている。韓国ではスケトウダラは古くから利用され、一番庶民的な水産物の一つであったが、鮮度維持などの問題があり、輸入の多くは冷凍が占めている。そこで、本研究は、この現状などを踏まえ、海洋深層水を利用したスケトウダラの乾燥方法や利活用に関する研究を行った。