東部深層海水創新研發中心

メタンハイドレートの生産増進に関する海洋深層水を用いたCO2ハイドレートの生成実験と考察

發佈日期:2016-10-03

標題
メタンハイドレートの生産増進に関する海洋深層水を用いたCO2ハイドレートの生成実験と考察
作者
池川洋二郎((一財)電力中央研究所)
文件屬性
日本研究
知識分類
能源利用
出版年
2015
刊名
海洋深層水研究
16
2
P59
點閱數
2617

摘要

国産の天然ガス資源として期待されるメタンハイドレートの生産技術に関する開発研究が経済産業省の事業で進められており、回収率や生産性を向上させる技術として複数の生産増進法の研究も進められている。
ここでは二酸化酸素(CO2)ハイドレートの生成熱を利用して、海底下の対象層を数℃加温することで生産増進させる研究を進めている。CO2(液体)と水を容積比で 1:1 に微細混合したエマルションを海底下の対象砂層に注入することを想定し、対象層の初期温度は、CO2 ハイドレートの相平衡(10℃)より、3℃程低い7℃を基本とし、圧力は 6.5MPa を基本にした実験で、連続的な浸透と、浸透先端での CO2ハイドレートの生成熱で相平衡に温度上昇が生じること確認してきている。
従来の実験では微細混合に淡水の指標として精製水を用いているが、海洋上では海水が利用できれば生産コストの低減につながると考えられ、CO2 を用いる生産増進法に海水が利用できるか検討を進めている。

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