東部深層海水創新研發中心

養液への海洋深層水添加がリーフレタスの成長に与える影響

發佈日期:2017-11-10

標題
養液への海洋深層水添加がリーフレタスの成長に与える影響
作者
清水 浩・Cong Jiaheng(京都大学農学研究科)・山田勝久(DHC 海洋深層水研究所)・ 中村謙治(エスペックミック)・野村道康(DHC 海洋深層水研究所)・菊池真澄(エスペックミック)
文件屬性
日本研究
知識分類
精緻農業
點閱數
2919

摘要

Ⅰ はじめに
海洋深層水はその特徴として低温性,富栄養性,清浄性,ミネラル特性,安定性等が挙げられ,近年,資源として注目されている.海洋深層水は同じ海水である表層水に比べると,ゴミなどがほとんどなく,粒状懸濁物濃度が小さく,汚染物質や微生物が少ない清浄性に優れる特徴を持っている.窒素やリンといった植物の生長に必要な栄養塩も表面海水に比べて多く存在するほか,80 種類以上の無機元素や未知なる有機生理活性物質の存在が示唆されており,海水中に多量に存在する塩化物イオンも,植物にとっては微量必須元素であることが知られており,光合成の一部のプロセスでの触媒効果が報告されており,作物栽培においても有用な効果が期待される.また,海水が多く含まれる干拓地や台風による高潮の被害を受けた低平地の田畑で,品質の良い作物が収穫できる例はよく知られている.一方,近年の消費者ニーズの多様化に伴い,野菜に対する要望は,外観品質ばかりでなく,食味,栄養価,安全性などの内容的な品質に関心が高まっている.
本研究では,完全人工光型植物工場の水耕栽培における養液への海洋深層水の添加および添加濃度の違いによる生育,収量,品質に及ぼす影響を検討した.

相關連結