水産養殖の持続的発展とエネルギー需要
- 標題
- 水産養殖の持続的発展とエネルギー需要
- 作者
- 澤田 好史
- 文件屬性
- 日本研究
- 知識分類
- 水產養殖
- 出版年
- 2009
- 刊名
- 高温学会誌
- 卷
- 35
- 期
- 2
- 頁
- P 62-67
- 點閱數
- 5905
摘要
水産養殖(aquaculture)とは、淡水、海水、あるいはそれらが混合した汽水に棲む動植物を、手間をかける程度の差はあっても、人の手により増やし、囲い込んだ区画の中で育てて収穫することを言う。これに対して水域に棲息する動植物を採集、漁獲することが、いわゆる漁業(fishery)である。また、日本のように水棲生物を育てる進んだ技術を持ち、政府が積極的な水産業支援策を採っている国では、養殖と漁業の中間的な活動、すなわち、水棲生物の幼稚仔を育て、これを自然界に放流あるいは移植することによって資源を増強し、それを収穫する増殖(propagation あるいは re-stocking)が行われている。