新 しいステ ー ジに 向 か う OTEC 開発の圏 内お よ び海外の動向一 再生可能エネルギーにお け る 安定電源の役割 を 目 指 し て -
- 標題
- 新 しいステ ー ジに 向 か う OTEC 開発の圏 内お よ び海外の動向一 再生可能エネルギーにお け る 安定電源の役割 を 目 指 し て -
- 作者
- 池 上 康之( 国立大学法人佐賀大学海洋エネルギー研究センター)
- 文件屬性
- 日本研究
- 知識分類
- 能源利用
- 出版年
- 2014
- 刊名
- 海洋深層水研究
- 卷
- 15
- 期
- 2
- 頁
- P73-77
- 點閱數
- 3228
摘要
海洋温度差発電(Ocean Thermal Energy Conversion:OTEC)の系統連系が沖縄県久米島で世界に先駆けて15年ぶりに始まった。現在、海洋温度差発電の研究開発は、オイルショック以降の第一 次ブームにつづく、世界的な第二次ブームが到来したと言われている。
オイルショック以降、他の自然エネルギーと同様にOTECも欧米や我が国を中心として精力的に行われた。しかし、オイルが下落すると、我が国を除いて、ほとんどの国で研究が停滞した。1990年代の米国のOTECの評価は、「海洋温度差発電は、技術的には、可能であるが、現在の原油価格では、経済的には、採算が取れない。少なくとも、lバーレル49ドルを超えないと経済的でなしリと言うものだった。それ以降、OTECの商用化は20年先、50年先と長年言われてきた。
オイルショック以降、他の自然エネルギーと同様にOTECも欧米や我が国を中心として精力的に行われた。しかし、オイルが下落すると、我が国を除いて、ほとんどの国で研究が停滞した。1990年代の米国のOTECの評価は、「海洋温度差発電は、技術的には、可能であるが、現在の原油価格では、経済的には、採算が取れない。少なくとも、lバーレル49ドルを超えないと経済的でなしリと言うものだった。それ以降、OTECの商用化は20年先、50年先と長年言われてきた。