東部深層海水創新研發中心

Ca/Mg比の増加に伴う正常ヒト皮膚由来線維芽細胞の石灰化と海洋深層水の添加効果

發佈日期:2016-10-03

標題
Ca/Mg比の増加に伴う正常ヒト皮膚由来線維芽細胞の石灰化と海洋深層水の添加効果
作者
山田勝久・鈴木正宏・野村道康(㈱ディーエイチシー)、柴田雄次・今田千秋(東京海洋大学大学院)
文件屬性
日本研究
知識分類
醫療保健
出版年
2015
刊名
海洋深層水研
16
2
P40
點閱數
2590

摘要

海洋深層水(以後,DSW)のヒトの健康分野への利用にあたり,そこに含まれるミネラル類の特徴(Ca/Mg 含有比が陸水と逆転していることやヒトの血漿中の組成に近似していること)については,非常に興味が持たれるところである.しかし,その摂取意義に関する研究報告が少ないのが現状である.そこで我々は,昨年の本大会で正常ヒト皮膚由来培養線維芽細胞(以後,NB1 細胞)を用いて Ca/Mg 比の増加が細胞の活性を顕著に低下させること,さらに DSWはこの現象を軽減することを報告した 1).またKarppanen らの報告 2)で周知となった Ca/Mg 摂取比と虚血性心疾患発症リスクの相関の背景には,老化に伴う動脈硬化(メンケベルグ型動脈硬化)が潜んでいることが今日ではわかっている.一般に動脈硬化は血管の石灰化を伴っており,その発症機序に関しては既に血管由来の培養細胞を用いた多くの研究がなされ,現在では老化した細胞が石灰化に至るメカニズムについて詳細に解明されている 3).一方,血管由来細胞と同様に老化する皮膚細胞における石灰化の知見は見当たらない.そこで今回はCa/Mg 比の増加および DSW の添加が,NB1 細胞の石灰化に与える影響ついて調査することを目的とした.

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