東部深層海水創新研發中心

海洋深層水により浄化したカキの栄養成分分析

發佈日期:2016-10-03

標題
海洋深層水により浄化したカキの栄養成分分析
作者
海老澤和毅・後藤知子・白川仁・駒井三千夫(東北大学大学院)、鷲足恭子(㈱ヒューマンウェブ)
文件屬性
日本研究
知識分類
水產養殖
出版年
2015
刊名
海洋深層水研究
16
2
P27
點閱數
4676

摘要

三陸産カキの出荷量は、現在、震災前の 4割程度 1)となっており、且つ浄化処理施設の被害によりノロウイルスのリスクが高い状態である。そのため、カキを効果的に浄化畜養し、通年にわたり出荷できる新たなシステムの構築が必要である。
海洋深層水は、産業利用上においては深度200 m 以深の海水を指し、太陽光が届かないためプランクトンが生育せず、表層水に比べて清浄であることが知られている。したがって、この海洋深層水の清浄性に着目し、カキの浄化システムへの利用が期待できる。しかし、海洋深層水で浄化したカキの含有栄養素及び機能性成分は未だ解析されていない。そこで本研究では、高機能性カキの開発に有効なシステムの構築を目指し、従来のカキ浄化システムである UV 殺菌表層水で浄化したカキ、及び、海洋深層水で浄化したカキにおいて、含有栄養素及び機能性成分を分析し、それらを指標としてカキの機能性を評価することを目的とした。

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