久米島 に お け る海洋深層水複合利用 に 関する調査
發佈日期:2016-10-03
- 標題
- 久米島 に お け る海洋深層水複合利用 に 関する調査
- 作者
- 浦 田 和也 ・永 江 書 光 ・麗 智 恵 ・池上 康之 (佐賀大 学 海洋エネルギー研究センター)
- 文件屬性
- 日本研究
- 知識分類
- 能源利用
- 出版年
- 2014
- 刊名
- 海洋深層水研究
- 卷
- 15
- 期
- 2
- 頁
- P95
- 點閱數
- 3149
摘要
海洋温度差発電(OTEC)は、海洋の表層海水と海洋深層水との温度差を利用し、電気エネルギーが得られる環境にやさしい再生可能エネルギーであるため、将来のエネルギー問題に貢献で、きる発電方法として期待されている。特に、久米島では世界に先駆けて実海水を用いたOTECの実証研究が沖縄県のプロジェクトとして2013年6月より始まり注目されている。久米島は、島の東側海域の海底地形が海洋深層水の取水管設置に有利な形状をしているため、OTEC商用プラント設置の圏内での最有力候補地となっている。また、再生エネルギ一法案が成立後、海洋深層水利用による海洋エネルギーの実証研究に注目が集まっているOTECでは、発電だけではなく、海洋深層水の性質を有効に利用し、海水の淡水化、水素の製造、海洋の肥沃化、希少金属の回収などの複合利用が出来る特徴がある。この有用性を最大限に生かすためには、海洋環境や海水の成分等を把握する必要があり、そのための様々なデータを取得する海洋調査は、必要不可欠となる。