久米島モデル・水産業部会
- 標題
- 久米島モデル・水産業部会
- 作者
- 鹿熊信一郎(沖縄県海洋深層水研究所,水産業部会副会長)
- 文件屬性
- 日本研究
- 知識分類
- 水產養殖
- 出版年
- 2015
- 刊名
- 海洋深層水研究
- 卷
- 16
- 期
- 2
- 頁
- P50
- 點閱數
- 5189
摘要
OTEC の排水(暖かくなった深層水 10 万トンと冷たくなった表層水 10 万トン)を多段利用する上で、すでに大きなビジネスが成立している水産業利用は有望である。久米島モデル水産業部会は、久米島漁協、車海老漁協、久米島海洋深層水開発(ウミブドウ養殖)を中心に、4つの大学、4 つの企業、個人を構成メンバーとし、宮里久米島漁協参事が会長を務める。これまでに 2 回部会が開催され、クルマエビ・ウミブドウ養殖の拡大、その他の新規養殖導入の可能性について検討した。久米島モデルの多段利用による増産のうち、水産業部門では 10 億円を担う計画である。以下にビジネスモデルの試算値のいくつかを示す(試算値はかなりラフなものであり、今後、部会で精査していく予定である)。